ゆうブログ

25歳メーカー勤務営業マン☺本/漫画/恋愛/ビジネス

スマホに脳をハッキングされている「スマホ脳」

 

 

 世はスマホ時代。

 

電車、家、車の移動、トイレの中

至る場所で人はスマホを手にして

画面に夢中になっている。

 

そんな私もスマホに費やした時間を後悔し

スマホをポストにぶち込み、

20桁以上のパスワードを設定したこともあった。

 

スマホから離れようとしたが

気がついたら手とスマホが一体化している。。

 

なぜ、私たちはスマホから離れられないのか?

 

その理由を解明した書籍が

今回紹介する「スマホ脳」である。

 

キーワードはドーパミンと不確実性(〜かもしれない)である。

 

ドーパミンとは

 

報酬を期待したときに放出されるホルモンである。

 

楽しい時に放出される物質だと認知されているが

それはセロトニンである。

 

 

マッチングアプリで初めて出会う女の子と

鳥貴族で飲んでいる場面を想像してみよう。

 

可愛い女子と会話して美味しいご飯を食べているとき

 

これは、何かに期待しているわけではないので

セロトニンが分泌されている。

 

一方で、、

 

この女の子を家に持ち帰りできるのか?

 

ドキドキ・・・

 

 

このような淡い”期待”を持った時に

 

男達の脳内がドーパミン放出状態になる。

 

 

不確実性(〜かもしれない)は脳の大好物

 

期待の中でもドーパミンが大活躍するのは

”不確実性”が伴う場合だ。

 

お猿を使った実験で鈴を鳴らした後に

 

餌を毎回与える場合、または、2回に1回与える場合では

 

鈴使用時、後者の方ドーパミンの放出が倍以上多かった。

 

 

初めて出会った女の子に当てはめると

 

「確実にこの女の子はGETできるだろう。。」

ドーパミンは出ない

 

「この女の子は難しいかもしれない、、

「でも頑張ったらGETできるかもしれない、、

→結果が不確実な期待なので、ドーパミンがドバドバ状態

 

このような脳のランダム性を利用した

悪魔的な娯楽アイテムを2つ紹介してみる。

 

 

(1)スロットマシーン

 

レバーを引くと、スロットの回転時間が期待感を煽り、

 

当たるかもしれない、ハズレかもしれないと

自堕落なカイジものめり込むように集中力を発揮する。

 

 

 

 

 

ギャンブルに熱中しているなんてバカのすることだ。

 

と思ったのは、私だけだはないはずです。

 

しかし、ギャンブルに興じる人達と私たちは同類なのです。

 

なぜなら、小さなスロットマシーン

毎日使用しているからです。

 

そう、、スマホです、、

 

(2)SNS :みんな大好きスマートフォン

 

ラインを数分おきに確認し、通知が来てるかもしれない

 

Twitterトロールで、有益な情報がツイートされてるかもしれない

 

インスタを徘徊し、可愛い女の子の写真がアップされているかもしれない

 

1日に何度も、何度も、何度も

 

スロットで当たりが出るかもしれないと期待するように

自分に有益な通知が来ていないかを期待し、携帯を確認する。

 

通知を確認したときに放出されるドーパミン量は

通常の400%に達っし、

中毒性はコカインやアルコールよりも高いと思われる。

スマホの空き容量を増やす!SNSアプリのキャッシュ削除方法【Twitter・LINE・Instagram・Facebook】

 

薬物やお酒は年齢制限や法律で規制されているのに

スマートフォンは誰でもいつでも何回でも

自由に使用することができる。

 

では、どうすればこの小さなスロットマシーンの

中毒性から逃れることができるのか??

 

本書では紹介されている対策を3つ挙げてみる。

 

スマホのカラーをオフにして、モノトーン色設定にする

 →色彩がカラフルだと脳を刺激しやすい

 (インスタグラム、Googleアプリ、ラインがカラフルな理由)

スマホのスクリーンタイムを把握する

 →自分がスマホに費やす時間を客観的に理解

・週に3回45分の運動

 →運動することは万物の薬、集中力UPにもつながる

 

 

人類がこの小さなスロットマシーンに費やす時間は

時代が流れるにつれて、どんどん加速するだろう。。

 

果たして、スマホのハッキングから脱却できる日は来るのだろうか、、、